矢印

採用コラム

2020.12.04

入社当初は叱られてばかりだった男が、新しいサービスを事業化した努力の軌跡

入社当初は叱られてばかりだった男が、新しいサービスを事業化した努力の軌跡

2020年9月にリリースされた新たな採用サービス『コンシェルテック採用代行』。事業化を手掛けたのは、新人時代あらゆる先輩に叱られたというまれな経験の持ち主でした。綜合キャリアグループ・コンシェルセンター責任者の小杉 哲央が自身の道のりを振り返ります。

相手が怒っているのは、期待しているから──試行錯誤し、成長した新人時代

小杉 「歴代でこんなに注意指摘を受けた社員はいないと思います」

新卒入社から10年を迎え、今や1事業部のリーダーを務める小杉は、新人時代をそう振り返る。

小杉 「入社してからずーっと誰かしらに叱られていましたね。
敬語を話しているつもりなのに敬語が使えないのかと言われる。人の気持ちがわからないよねと呆れられる。スタッフ面談の見極めは僕だけ通らない。なんで注意されているかわからないから直らない。とにかくひどい新人時代でした(笑)」

あまりにも注意され続けるという状況下で、小杉はひとつの技を編み出した。それは、とある漫画のキャラをまねて「どんなときも笑って過ごす」方法だった。自己主張するから周囲とうまくいかない。何事も笑って過ごせば注意指摘が減ると考えたのだ。

事件が起きたのは、それから数日後のこと──。

小杉 「僕はいつものように女性の主任に叱られていて、さっそく笑って過ごす方法を実践してみたんです。そしたら、いつも温和な部署の男性リーダーが向こうからすごい剣幕でやってきて『ふざけんな!!!』って胸ぐらつかみそうな勢いで怒鳴られて。
いつもは諭すように優しく話してくれるリーダーで、一度も怒ったところを見たことがなかったんです。ヘラヘラ笑っていた顔は一瞬で凍りつきました」

笑っていても怒られることがわかり、ますます小杉の悩みは深まることになる。しかし、その事件がきっかけで自身の行動をあらため始めた。たとえその場では納得できなくとも、自分に落ち度があるといったん飲み込んで反省することを学んだのだ。

小杉 「相手が怒っているのは、僕に何かを期待しているから。そこで僕が何も応えなければまた同じことで相手は怒る。だから相手がわかる形で行動を変えました。そこからですね、徐々にいろんなことにうまく対応ができるようになっていったのは」

入社から2年が経過したころだった。ここから小杉はめきめきと頭角をあらわすことになる。

営業成績第1位から新部署立ち上げ──目的のために出し続けた成果

入社して以来所属していたのは、東京本社にある新規開拓チーム。新たな顧客に対する営業を専属で行う当時10名ほどの部署だった。

既存顧客の担当を持っていないことを理由に、さまざまなプロジェクトに借り出された。大型委託案件の提案書を作成したり、官公庁への入札見積をしたり、営業以外の対応に追われる日々が続いた。

小杉 「営業に費やせる時間が少ない状況でも成果を出すためにはと、社内にいてもできる電話営業を重点的に強化したんです。
あるプロジェクトで500人のスタッフさんを集めることに成功していたので、そのリソースを使える会社はどこかなと調べてテレアポしていきました。その方法が当たって、営業成績 社内1位を獲得し、表彰されました」

2位とはダブルスコアと大きく差をつけダントツの成績を残した。

小杉 「営業成果があれば社内でも通りやすい。だから営業で絶対、一番になってやると意気込んでいたので嬉しかったですね」

強い意志に裏づけされた、既存の手法に捉われず最短距離で成果を出す姿勢が買われ、新たな部隊立ち上げに声がかかる。入社から4年目のことだった。

『CA(キャリアアドバイザー)センター』。

派遣スタッフに最適な仕事を紹介する、マッチングを専属で行う部隊だ。

小杉 「それまでは、営業自らお仕事と派遣スタッフのマッチングをしていました。日中営業に出て、夕方から一斉に電話でマッチングを始めるんですが、日中マッチングできないのは致命的で、他社にスピードで負けてしまうんですよね。
だから専属部隊の必要性は以前から感じていました。学生時代から何かしらの事業をすることが目標だったので、CAセンターというひとつの組織を任せていただいて、一歩前進できたのかなという感覚はありました」

自ら目標を立て、メンバーをけん引し、目標をクリアしていく。自社のマッチング成約数を上げることは、自社の利益に直結し、日を追うごとに目に見える成果として積みあがっていった。

代表からの無理難題──考え続けたからこそできた、新サービスの事業化

『攻めるCAセンター』を掲げ、新しい組織を軌道に乗せ運営していた小杉だが、ここ数年間、心の中でずっと抱えていた葛藤があった。

小杉 「マッチングの役割としては成果を出していましたが、どうしても営業部隊から仕事をもらって成立させている感覚があって。他の部門に頼らなくても外貨を獲得できる方法はないかと考えていました。自部署を使って提供できるサービスを考えては消し、提案するも採用されず、ずっとモヤモヤしていましたね」

そんな小杉に、光が見えたのは今年の5月。ゴールデンウイーク明けのことだった。

小杉 「グループの代表から直々に、社内の一次面接をすべて僕たちの部署で引き受けろという指示があったんです。聞いたときは、『年間何千件という応募があると思っているんだ、無理だろ』と笑ってしまうくらいでした。
でも、できる方法はないかと考えてみると、それまでに打合せした協力会社の中にヒントがあったんです。案外、できるのかもしれないと。そこからは早かったですね」

コールセンターである自部署の強みを生かし、最先端のシステムと組み合わせる。アナログとデジタルのハイブリッドによる新たな採用サービス『コンシェルテック採用代行』の誕生だった。社内応募をサンプルとしたテスト運用まで2カ月、サービス化して売り出すまで4カ月と驚異的なスピードでリリースへとこぎつけた。

小杉 「コンシェルテック採用代行は、応募者のスクリーニングや適性検査、一次面接がWeb上ですべて行えるサービスです。他社との大きな違いは、アナログとデジタルのハイブリッドだということです。
最先端のシステム技術だけでなく、僕らが『コンシェルジュ』としてファーストコンタクトを取ることで、本当に必要な情報だけをお客様に提供します」

すべての媒体から来た応募者の一括対応が可能で、煩雑なシステム設定や、応募数に対して採用数の歩留まり改善などをすべてコンシェルジュが行う。人事担当者は絞られた候補者の面接に注力でき効率化を図ることができる。

この『コンシェルテック採用代行』のリリースに先駆けて、それまでCA(キャリアアドバイザー)センターだった部署名を『コンシェルセンター』とあらため、デジタルとの間に介在するコンシェルジュ機能をセンター名に冠した。

仲間を勇気づけていく──新人時代に苦労したからこそ語れる背中

2020年9月より営業展開を始めたばかりの『コンシェルテック採用代行』だが、リリース後の反応は上々で、早々に受注も入り手ごたえを感じている。今後の展望を小杉はこう語る。

小杉 「今は応募受付の段階からスタートしていますが、それだとそもそも人が集まらない課題にはアプローチできません。なので、母集団形成から引き受けられるように提携を進めています。
大手企業でも、いまだに1件1件オペレーターによるアナログ受付をしているケースも少なくありません。そんな企業に僕らのサービスを使ってもらって、ハイブリッドの良さを感じてもらいたいですね」

取引企業数を上げた暁には、自動選考ができる企業を集めた求人サイトを立ち上げることも目論んでいる。何回も面接に行かなくても転職ができ、かつミスマッチを極限まで抑えたサイト設計は、求職者にとっても使い勝手がよさそうだ。

人材に関わるあらゆるサービスを提供する綜合キャリアグループでは、こうした事業化が活発に行われており、誰もにチャンスがある。フラットな社風であるため、責任者クラスにアドバイスを仰げる機会も多い。

小杉 「入社当時は、人の気持ちがわからないねと叱られてばかりだった僕が、今は80人もの部隊を任せていただいて、発言に気をつけるということも覚えました(笑)。
自部署のメンバーは契約社員がほとんどなので、普段は自分目線で厳しいことばかり言わないようにしていますが、相手がもっとできるようになりたい、成長したいと思うのなら、技術や考え方は惜しみなく伝えます」

自分の背中を見て事業化を目指す仲間が増えたら嬉しいと話す小杉。失敗することを恐れず、常に課題をとらえて改善して前に進む姿勢が、仲間たちを勇気づけることもわかった。

小杉はもう誰にも、“人の気持ちがわからないヤツ”とは言われない。

綜合キャリアグループのコトとヒト、もっと知ってほしい!

企業研究をしているあなたにぜひ読んでいただきたい、綜合キャリアグループ社員インタビュー集です。 様々な職種から仲間の声を集めました!

インタビュー集

この記事を書いた人

                     

人財開発部 新卒採用チーム

綜合キャリアグループの人事部。採用と教育を担う部門。選考情報や就活情報を本音で提供します!!

SPARK新卒採用チーム
                 

人財開発部 新卒採用チームの記事

ENTRY

     

INNOVATIVE HR

WITH YOU

We keep supplying Innovative social function to the market.

   2022年度新卒採用エントリー