採用コラム
2020.08.06
【就活初心者】業界研究の「業界」って一体なんだ?~人材サービスは何業界?~
SCGを知る

みなさん、はじめまして。綜合キャリアグループ2021年卒内定者のまつりなです。就活を終えた立場として、去年の自分が知りたかった、そして今後就活を進める皆さんの痒い所に手が届く情報をお届けできたらなと思っています!
6月からインターンも解禁し、わからないながらに就活を始めた方が多いのではないでしょうか。コロナ禍の影響もあり、例年以上に情報収集が難しいかと思います。就活を始めて聞くようになった業界ってどんなものがあるの?というテーマでお届けしようと思います。私自身、6月から周りの流れに乗せられて合同説明会に足を運びましたが、知ってる会社は興味あるけどそれ以外の会社は全くわかりませんでした。業界なんてなおさらです。この記事を読んで一緒に就活や業界のイメージを膨らませていきましょう!!
この記事の執筆のために人事の方にインタビューした内容をまとめます。
下記、目次を記載していますが、
いやいやいや…!目次の言葉からよくわからんよ!!となっている方、ご安心くださいね。私も鬼ではありません。笑 はじめにざっくりと業界という言葉の意味と人材業界の立ち位置を解説していきます。そのあとで業界とあわせて、業界研究の際に知っておきたいポイントをお伝えしていきますね。一緒に業界について理解を深めていきましょう!
「業界」ってなんだ?人材サービスは何業界になるの?
まず「業界」という言葉の意味から解説します。業界とは、企業を産業や商業で分類したカテゴリのことです。業界によって取り扱う商品やサービスはさまざまで、メーカーが製造した商品を商社が仕入れ、小売が販売するなど各業界は密接な関わりを持っています。そして大まかに業界を分けると10種類です。以下の図をご覧ください。
(引用:【業界の種類を徹底解説】就活生が分類を知っておくことのメリットまでわかりやすくご紹介|就活未来 URL:https://shukatsu-mirai.com/archives/63169)
イラストで見るとなんとなくイメージが湧いてきたのではないでしょうか。同じ業界の中でも、自動車メーカー・飲料水メーカーなどというように扱う商材の違いで細分化して呼ぶこともあります。
では人材業界はどこに当たるのかというと、上の段の左から二番目、サービス・インフラにあたります。具体的なサービスとしては、人材派遣、人材紹介、求人広告、人材コンサルティング等があります。(詳しくはこちら←2回目の佐野さん記事の記事をご参照ください)
これらに共通しているのは、仕事を探している人材と、人材を探している企業をつなぐ仕事であるということ。最近では、企業から求職者へオファーを送るスカウトサービスや、コロナ禍で注目度がアップしているクラウドソーシングなど新しいサービスが生まれやすいのもこの人材業界の特徴です。
“新しいサービスが生まれやすい”業界。その理由は何でしょうか。次の章でご紹介していきます!
業界とあわせて知っておこう ~無形商材と有形商材~
『無形商材』と『有形商材』。業界を絞るにあたって聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。実は、新しいサービスが生まれやすい業界は、ここにヒントがあります…!
まず、この二つの単語がどういう意味なのか、どんな違いがあるのか見ていきましょう。
違いはズバリ、会社が扱う商品の違いです。
『有形商材』とは…
形ある商品のことをいいます。これは皆さんが普段目にしている商品のことで、食料品、日用品、化粧品、家具、家電…というように目に見える商品はすべて有形商材です。これを扱う業界は一般にメーカーと呼ばれ、その中でも食品メーカー、医薬品メーカーと細分化していきます。
営業上の特徴としては、物が目に見えるのでお客様に魅力が伝わりやすいことが大きな特徴です。つまり商品のスペックが高ければ高いほど売れやすいと言えるでしょう。その一方で、製品は画一化されているために、お客様ひとりのニーズのために商品をアレンジすることは難しい場合が多いです。
『無形商材』とは…
形ない商材のことをいいます。ここには我らが人材業界、小売や観光などのサービス業や保険、ITシステム、コンサルティングなどが当てはまります。
営業上の特徴としては、目に見えないサービスを販売するためお客様に商品を伝えづらいです。そのため、お客様は商品の魅力に加えて、営業マンのプレゼンスキルや人間力が購入の決め手となります。お客様との信頼を重ねていくことで、オーダーをいただきやすいことが特徴です。
ちなみに私自身は就活のひとつの軸として、「無形商材であること」を重要視しました。
4年間の塾講師のアルバイト経験から、「自分の力で人に伝えていくのっておもしろい!」と感じていたので、今後も自分の力で相手に魅力を伝えられる仕事がしたいと考えました。それに、有形商材=ものづくりのイメージがあったので、製造過程に携われない(説明を受けたとしても、きっとさっぱりわからない…)典型的な文系の私が、営業だけ担うのは引け目を感じそうと思い、無形商材に絞って探していました。
自分次第で結果が変わっていく営業スタイル、魅力的だと思いませんか…?
業界研究に不可欠!?BtoBとBtoCって?
次に、この業界にはどんな企業があるのかな?と調べていくことになりますが、「誰に向けてサービスや商品を提供しているか」も知っておきたいポイントです。そこで出てくるのがBtoBとBtoCです。
『BtoB』とは…
Business to Businessの略で、企業が企業に対してサービスを展開する業態のことです。業種としては自動車などのパーツ製造を行う部品メーカー、企業の経営戦略を立案するコンサルティング会社、企業向けのPCメーカーなどがあげられます。
購入側の目的としては、「いかに会社の利益になるか」が重視されるため、動くお金も比較的大きくなります。また購入のために様々な人が関わり、決定に時間もかかります。
スケールはもっと大きいです
『BtoC』とは…
Business to Consumerの略で、企業が一般消費者に対してサービスを展開する業態のことです。業種としては小売、観光業、保険、個人向けの不動産などがあげられます。
購入側の目的としては、「私は何が欲しいか」が焦点になるため、相手(個人)に訴求しやすく、反応もわかりやすいです。動くお金はBtoBに比べたら安くなるのが一般的です。
身に覚えがあるのでは?
そして、人材業界はというと……なんと、BtoBtoCが特徴です!(えっ)始めのセクションにも上げたように、求職者とクライアント企業の架け橋の役割で、BtoBでもありBtoCでもあるからです。両者と向き合い、マッチングさせることができる魅力的な形態です。過去の先輩社員の記事を紹介しますので、ぜひ読んでみてください!
【人材業界、わたしの志望動機 ~BtoBtoCのおもしろさ~
https://newgrads.sougo-group.jp/column/bible/20170123_957/】
SCGは人材業界の中でもどんな特徴があるの??
今までのセクションで人材業界は「サービス業」に分類されて、「無形商材」で「BtoBtoC」であることがわかりましたね。
では最後に、このSCGと他の人材会社との大きな違いについて、私が実際に話を聞いてみて感じた点をお伝えします!
『チーム制』
私が感じた最も違う点は、ずばりチーム制です。一般的に人材業界は、個人ごとのノルマ達成を目指した営業が多いようです。一人で何匹も魚を釣るイメージですね。一方、SCGはチームで大きな目標を追っていくチーム制を取っています。大きな網を仕掛けて皆で引く場面を想像してみてください。……釣れる量が全然違うと思いませんか!?
その背景には、「日本一利便のよい人材会社になる」という結社目的があります。お客様に利便のよいサービスを提供するためには、もちろん個人の腕も必要ですが、網という「仕掛け」を開発して使うことも時には必要です。営業ツールやHRテックと言われるシステムを活用し、全員で漁ができる仕組み(チーム制)を採用することで、より大きな目標を追うことができます!
『誰もが創業者』
そして一人一人が創業者意識を持つことも掲げています。私がメンターの先輩社員に話を聞いた際も、「自分はどうしたいのか」があり、そのために今何をしているのかを聞かせてもらうことができました。そして、それを実現できる自由度の高い環境があります。人事の榊原さんのお話では、ご友人や同業他社の人の仕事の不満を聞くと、うちの会社ならやらせてもらえるのになあと思うことがたくさんあるそうです。
『サービス領域の広さと連携のしやすさ』
サービス面では、人材を柱に、WEBを使った採用支援、コンサルティング、海外人材活用、学生支援、障がい者就労サポート等々、多岐に渡るサービスをSCGでは展開しています。他社でもグループであらゆるサービスを展開しているケースはありますが、SCGは連携のしやすさが群を抜いています。グループ会社でも「ちょっと隣の部署に聞く」くらいの気軽さで相談ができて、親身に対応してくれるそうです。また、サービスを掛け合わせて提案することで、お客様にとって利便よく使っていただくことにつながっているのだとか!
最後までお読みいただきありがとうございました。業界や人材会社のこと、SCGに対して具体的なイメージは湧いてきたでしょうか?知っておきたい情報をぎゅぎゅっと詰め込んでみたので、去年の今頃の私に教えてあげたいことだらけです。笑 自由に行動しづらい今だからこそ、何度も読み返して吸収していただけたらめちゃくちゃうれしいです。また、他のインターンのメンバーも就活を基本から学べるためになる記事を書いています。少しでも興味が湧いたらこちらもチェックしてみてくださいね~!
https://newgrads.sougo-group.jp/column/real/20200806_2519/
https://newgrads.sougo-group.jp/column/real/20200806_2509/
綜合キャリアグループのコトとヒト、もっと知ってほしい!
企業研究をしているあなたにぜひ読んでいただきたい、綜合キャリアグループ社員インタビュー集です。 様々な職種から仲間の声を集めました!
この記事を書いた人
人財開発部 新卒採用チーム
綜合キャリアグループの人事部。採用と教育を担う部門。選考情報や就活情報を本音で提供します!!

記事検索
キーワード
- 1DAY
- 2020年
- AI
- EXCEED
- SCGの女性活躍
- SNS
- SPI
- イベントレポート
- インターン
- インターンシップ
- エージェント
- カルチャー
- キャリアプラン
- グローバル
- こといろ
- ストーリー
- ダイバーシティ
- テクノロジー
- バイトレ
- ビジョン・ミッション
- ビビリー野
- プロダクト・サービス
- プロフェッショナル
- マーケティング
- メール
- レポート
- わたしたち人材業界ってこんなとこ
- 事業
- 事業展開
- 仕事のやりがい
- 企業
- 企業内起業
- 企業研究
- 会社説明会
- 働き方
- 働き方改革
- 入社を決めた理由
- 入社を決めた理由[内定者編]
- 入社を決めた理由シリーズ
- 入社理由
- 内定式
- 向いてる仕事
- 地方創生
- 地方就職
- 学生時代
- 対策
- 就活、自己分析、役割
- 就活NG集
- 就活が有利になる
- 就活の楽しみ方
- 就活マナー
- 履歴書・ES
- 役割
- 役員面接
- 志望動機
- 意思決定
- 成功事例
- 成長できる企業
- 文化
- 新入社員
- 新卒社員
- 最終面接
- 業界研究
- 目の輝き
- 目的
- 社員顔出し
- 社風
- 社風・文化
- 綜合キャリアトラスト
- 自己PR
- 自己分析
- 起業
- 辞退
- 選社軸
- 面接
- 面接対策
- 魅力