2019.12.24
「復職に不安はまったくありませんでした!」育児と仕事が両立できる“理想の環境”
キャムコムの中の人たち

2002年に綜合キャリアに中途入社した木代 真理子。リクルーティングアドバイザーや部門の責任者などの経験もあるキャリアウーマンです。そんな彼女は結婚や出産・育児を経るに従って、働き方も変化させてきました。今回は彼女のキャリアと、それを支援してきた綜合キャリアの風土をご紹介します。
「笑顔に満ちた家庭」とキャリアの両立。背景には綜合キャリアの企業風土が
一児の母である木代。結婚や出産という人生における大きなターニングポイントを経て、2019年現在、子育てに奮闘中。大変ながらも満ち足りた毎日を送っています。
木代 「大変なこともありましたけど、それ以上に充実しているなっていう実感があります」
少し前までイヤイヤ期真っ盛りで反抗してばかりだった一人娘も4歳になり、新しいことに活発に挑戦するようになってきたのだといいます。
木代 「娘がようやく 4歳になりました。イヤイヤ期を過ぎて、わりと対等に話ができるようになって。活発で、自転車を乗り回したり、ネイルにはまったり。出かけるときに、爪は塗らなくていいか、イアリングをした方がいいなど、アドバイスをもらうこともあります(笑)。成長を感じる日々ですね」
順風満帆な日々。木代が子育てをしていく中で意識しているのは、「笑顔に満ちた家庭にすること」。
木代 「なんでもかんでも完璧にやろうとすると、ピリピリした雰囲気が娘にも伝わってしまうので、妥協も大事ですね。娘の気持ちを優先して、なるべく家族が笑って生活できるようにと思っています」
そしてそれを実現できているのは、主人の協力もあってこそ。
木代 「復帰前に主人と一日のスケジュール表をつくって、やらなければならないことを書き出して役割分担を決めました。契約社員に切り替わるときも仕事を続けていくときも、私がどうしたいのかということを尊重してくれたんです」
また、木代が充足感を感じているのは子育てや家庭という面においてだけではありません。彼女は子育てをしながらも、会社の一員として業務に勤しんでいるのです。
2019年現在、木代は新卒採用事業で学生インターン生のサポートを担当する部門において、問い合わせの対応業務などを行っています。受信したメールを素早く対応したり、面接予定の設定をしたりするなど、スピードと丁寧さが求められる業務を6時間勤務という限られた時間の中で正確に行っています。
産休・育休を経ての復職。しかし、木代はそれに対する不安もまったくなかったといいます。その背景には綜合キャリアの「意志を大切にする」企業風土がありました。
「結婚後も綜合キャリアで働きたい」を尊重してくれた
木代が綜合キャリアに入社したのは2002年のこと。
入社後はリクルーティングアドバイザーとして活動。8名のチーム責任者として年間約12億円を売り上げました。
そしてその後、スタッフへの仕事案内を担う内勤部門へ異動し、総勢35名の責任者を務める──と、精力的に仕事にまい進します。その姿勢には、木代の仕事・結婚観が強く作用していました。
木代 「子どものころから漠然と、20代は仕事をして30代になったら結婚して……というイメージを持っていて。だから、結婚するまではバリバリ働こうというスタンスでした」
そして、いざ結婚するとなったとき。木代の頭を「仕事自体を辞める」という選択肢がよぎることはなかったといいます。
木代 「自分の中で何が大事なのか振り返ったときに、仕事を通してお金に代えられないことがたくさんあると思いました。これからも、目標に向けて同じ方向で同じ意識で仕事をしている当社の社員と仲間でいたい、というのが一番にあったんです。
個人個人が目標を持ち、さらにチームの目標達成を目指すので、何事にもお互いを高め合って前向きに取り組むことができる──そういう関係性ってすごく貴重じゃないですか。通勤に多少時間がかかっても、正社員から契約社員へ変わったことによってお給料などの条件が変わっても、『ここを離れたくない』という想いが強く、辞めるという発想自体がありませんでした」
結婚後も綜合キャリアで、という決断を下した木代。しかし、価値観の変化はありました。
木代 「独身のときは『とにかく仕事をして成果を出したい』と思っていました。ですが結婚後は、仕事はもちろんですが『バランス良く生活していきたい』に変わりました」
そして、結婚を機に働き方を変えるという選択をします。正社員から契約社員へと雇用形態を切り替えたのです。正社員のまま仕事をするという選択肢をあえて選ばなかった理由は──。
木代 「実は結婚するまでずっと実家暮らしで、一人暮らしをしたことがありませんでした。結婚後は家事など家のことも丁寧にやりたいという想いと、独身のときとは生き方も変えたいという想いがあって。ですので、決まった時間で働きつつ、身の回りのこともしっかりしていくことが自分にとって一番良いと思って、契約社員に切り替えていただいたんです」
仕事上の関係性も、そして家のことも大事にしたい。そんな木代の結論を、綜合キャリアは尊重しました。
産休・育休中だけでなく、前後にも細やかな配慮
雇用形態を契約社員へと切り替えてから数年 。木代は念願の子どもを授かります。木代は育児に専念するべく産休・育休を取得します。
木代 「とても快く産休・育休を取得させていただきました。綜合キャリアには、そういうのに気を使わなくちゃいけない、みたいなのはありません。もちろん、お休みをいただく際に、仲間たちが困らないよう、しっかりと引継ぎは必要ですけどね。でも、前向きに応援してくれる空気感は本当にありがたかったです」
そうして木代は休業期間に入りました。ですが、その期間中にも社内の人との関わりが。
木代 「連絡を取るどころか、家に遊びに来てもらったこともあります。そのときに業務の状況を聞かせてもらっていました。復帰直前には子どもを連れて会社へ行き、『復帰したら一緒にがんばりましょう』というあたたかい言葉もかけていただけて。早く仕事に戻りたくてウズウズしていました!」
休暇取得時だけでなく、復帰後も戻りやすいような配慮が。だから木代は復帰時も安心して仕事に戻れました。
木代 「復帰後に所属したコールセンターのセンター長から、『急な休みでも大丈夫』『休んでも申し訳ない気持ちとかにならなくていいからね』と言っていただきました。業務についても、急に休むことになっても影響の出にくい仕事を割り当てていただきました」
そして、実際に復帰した後も周りから手厚いサポートがあり、問題を感じたことはないといいます。
木代 「いつも皆さんにフォロー、サポートしていただけているので、大きなトラブルはありません。ただ、急に休む場合は自分の業務を代わりに行っていただける人、一人ひとりに電話を代わってもらい、業務内容などを自分でしっかり伝えるようにしています。また、帰る際にも、仕事を引き継いでいただいたメンバーに対して、ひと言声をかけることは徹底しています」
そういった中で、木代自身が業務において意識していることは──。
木代 「『この時間までにここまで終わらせよう』とか、『ここまでいったから今度はここまで』など、目標を立てています。ただ黙々とやるより処理件数も上がるので。他の社員より勤務時間が短いので、私が帰った後残るメンバーに負荷がかかってしまう。自分の業務だけでなく、他のメンバーの業務量も把握・確認して早めに動くこと、スピードを上げて取り組むことも意識しています」
働く女性と綜合キャリアの併走は、これからも
尊重と気遣いの文化の中で、育児と仕事の両立を続けてきた木代。綜合キャリアで働き、学んだことについてこう語ります。
木代 「私は当社で、自分の業務範囲だけでなく生きる術を学ばせてもらっていると感じています。『こうなりたい』『こうやりたい』と思って動けば実行できる環境ですので、“有言実行 ”して結果につなげていく姿を後輩に見せていきたいです」
キーワードは有言実行。それは、こと仕事においてだけではありません。
木代 「会社で得たものって仕事だけでなくプライベートでも生かせるんです。有言実行も会社からの教えのひとつですが、言葉に出して宣言したらやるしかなくなります。仕事でもプライベートでも、いつも自分で決めて行動して実現してきました」
大事なのは自分で決めて、宣言し、行動をともなわせ、実現させること。それは、結婚・出産・育児をしながらも生き生きと働き続けるという“女性の理想の働き方”の一例を体現している木代が、これから社会に羽ばたく学生たちに伝えたい、“社会の歩き方”なのです。
木代 「これから社会人になる学生も、ぜひ自分のやりたいことを実行して実現してもらいたいです。就職すれば仕事って生活の大半を占めてくると思います。だからこそ、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかしっかりとイメージを持つことが重要です。
会社選びのときも、こうしたい・こうやりたいと思うことができる環境なのか、この人みたいになりたい・この人と一緒に働きたいと思えるかが大切。あとは、フィーリングですね。これいいなとか、惹かれること・人がいれば、その感覚も大事にして会社選びをしてほしいです」
そんな木代が選んだ会社である綜合キャリアで働く女性は、彼女同様キラキラしています。
木代 「綜合キャリアには、何事にも意識が高くて努力する女性が多いなと感じています。結婚しても出産してもやりたいことを実現している。みんな生き生きと働いているんです」
常に自分の意志で自己決定し、キャリアを積んできた木代。そして、働く女性のキャリア形成も支援する環境づくりをしている綜合キャリア。両者はこれからも併走していきます。
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