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2019.12.20

家族のことも大事。でも仕事も大事にできたら、もっといい

家族のことも大事。でも仕事も大事にできたら、もっといい

「女性が働きやすい環境づくり」に努める綜合キャリアグループ。でも、そこで働く社員はどう感じているのでしょう?今回はその実態に迫るため、1年半の産休・育休を経たのち、2018年4月に職場復帰した岡村真紀をご紹介します。

産休や育休のことは、最初から人事に相談

岡村が綜合キャリアグループに入社したのは2006年のこと。初めは営業管理課で、契約書の作成関連業務に携わりました。その後、「契約管理センター」の立ち上げに伴って異動し、スタッフ給与の支払い業務を担当していました。

岡村 「細かい注意が必要な仕事でした。支払いに間違いがあってはならないので。でも、同時にやりがいも感じていました」

そうやって仕事に熱心に取り組む一方、岡村は入社当初から、結婚や出産のことも考えていたといいます。

岡村 「内定をいただいた際にも、産休や育休の実績などを人事の方に聞いていました。そうしたら『自分たちが入社したころはそういった事例が少なかったけれど、これからみんなでつくっていこう』と言われて、安心したのを覚えています」

そのような安心感があって、綜合キャリアグループに入社した岡村。やがて結婚した後、出産に伴って1年半の産休と育休を取得します。

復帰前に感じた不安 「まだ私の居場所はあるのかな」

子どもを産んだタイミングで、産休と育休を取得した岡村。そのまま専業主婦になることも考えましたが、最後には仕事を続けようと決めました。

岡村 「初めは絶対にこうしよう、というのは決めていませんでした。漠然と『仕事は続けたいな』と思っていた一方で、専業主婦への憧れも少しはあったので。でも産休中にひとりの時間が増えたとき、『やっぱり私は、外との接点を持っていたい』と実感したんです」

仕事を続けることに対して、家族からの反対は無かったのでしょうか。

岡村 「むしろ、理解してもらうように工夫しました。お互いそれぞれに思っていることもあるので。そこを話し合う中で、妥協点を見つけていきました。今でも夫には、応援というか協力をしてもらっていると感じます」

職場復帰にあたって、家族からの理解やフォローは大切です。一方で、会社側からも受け入れてもらえるのだろうかという不安が岡村にはありました。

岡村 「漠然と、『まだ私の居場所はあるのかな』と思っていましたね。育休から戻るころには、体制とかシステムも変わっているはずなので。果たして業務についていけるのかと……」

では、実際はどうだったのでしょう?

上司も産休経験者だったから

1年半の産休と育休を経て、岡村は2018年4月に職場に復帰しました。復帰後は「LQプログラム」という、綜合キャリアグループ独自の人材育成プログラムの運用や、問い合わせ対応などを行っています。

復帰前には「私の居場所はあるのだろうか」と不安だった岡村でしたが、実際には……?

岡村 「お休みの間にも今の上司と何回か会う機会があって、職場の状況を教えてもらえました。そのおかげで、復帰はスムーズにできました。その上司も女性の方で、産休・育休後に復帰しています。なので、私の不安とかも、きっとわかってくれていると思えたんです」

復帰時だけでなく、周りに頼りやすい環境は今でも続いているといいます。

岡村 「今の部署は子どものいる女性がたくさんいます。なので、育児で困ったときに『こんなときどうしましたか?』って相談したり、おすすめの食べ物を聞いたり、いろいろアドバイスをいただけています(笑)」

岡村はまだ子どもが小さく、まだ育児は大変なこともあるそうです。しかし、そこは会社での勤務を6時間と短くすることで、仕事との両立を図っているそうです。

岡村 「仕事が終わったら保育園へお迎えに行って、家に帰ったらご飯をつくって、一緒に食べて寝かしつける……そんな流れですね。時短で働けると育児との両立もしやすく、助かっています!」

勤務時間を短くする以外にも、岡村には心がけていることがあるという。

岡村 「何事にも効率的に動くことですね。何をいつまでにどういう優先順位で進めていくか、逆算しながら行動しています。仕事に限ったことではなく、家事においても料理や洗濯、アイロンがけなど、いかに同時進行できるかが大事です(笑)。時短で働いているため、他の人にお願いする業務もあります。でも、ただ単に丸投げするのではなく、相手が仕事をしやすいように環境を整えることも必要だと感じています」

家族は大事。でも、仕事で「こうしたい」という想いも大事

産休と育休を経て復帰した岡村。今後、働く上でどんな自分になっていきたいと考えているのでしょう。

岡村 「社会人としてのスキルは磨き続けたいというか、磨き続けていかなければならないと感じています。
プライベートでは『〇〇ちゃんのママ』と呼ばれることが多いんですけれど、職場は母親としてではなく、私個人として勝負できますから。他の仕事のチャンスもいただけるよう、スキルや意識を高めていきたいです」

仕事に対して意欲を見せる岡村ですが、もちろん、プライベートも大事にしています。

岡村 「娘は最近、特に絵本が大好きで、一緒に読んでいます。あとは歌を歌うとか! 言葉もしゃべれるようになってきたので、だいぶ楽になりました。何を言っているのかがわかるので(笑)。よく笑い、よく泣き、よく食べる娘です」

仕事もプライベートも、積極的に充実させている岡村ですが、そんな彼女から見て、綜合キャリアグループで働く他の女性はどう映っているのでしょう。

岡村 「『こうなりたい』『こういうことをしたい』という意思を、しっかり持っている女性が多いと思います。皆さん生き生きと働いていますね。
綜合キャリアグループはどこの部署や店舗を見ても、女性のリーダーがいます。そういったところからも男性女性関係無く、平等にチャンスがあると感じています」

そんな岡村が、これから仕事を探そうとしている女子学生に伝えたいことがあるそうです。

岡村 「多くの女性は結婚して子どもを産むと、旦那さんや子どものことを優先したくなると思います。でもその一方で、仕事でも『私はこうしたい』『私はこうやりたい』という想いを大切にできる時間を過ごしてもらいたいです。そのためにも、自分が将来どんな社会人になりたいか、どんなことをしたいのかを、しっかり考えてみてはどうでしょう。会社選びをするときには、その環境で自分が頑張れるのか、やりたいことを思い切りできる環境なのかという視点が役に立つと思います。また、就職活動は将来について悩む時期でもありますが、趣味とか、いろいろな人との出会いや交流も、大切にしながら過ごしてもらいたいですね」

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