採用コラム
2018.03.06
「自己成長」をするための目標設定をしよう
就活バイブル

こんにちは!
昨今、人工知能、AIの研究が活発で、AIが人間を追い越すのもそう遠くない未来だ、と囁かれていますね。AIの最大の特徴は常に進化するため自身で模索を続けているところにあると思いますが、そんなAIを作った人間に成長意欲が備わっていたからこそ、AIの現在の進化があるとも言い換えられるでしょう。とはいえ「成長したい」という気持ちを「成長した」にするためにはそれなりにプロセスがあります。今日は自分を成長させるためにどのように目標を設定するのが良いのか、考えてみたいと思います。
1.「自己成長」はなぜ必要なのか
某企業で事務をしていたころ、こんな風に思ったことがあります。
「毎日定時に帰れるし、このままの生活ができるだけ長く続けられればいいなあ」と。
当時、私がしていた仕事は、ある程度の知識さえ身に着ければ、それこそ息をするように仕事ができたため、毎日はただゆっくりと過ぎていくだけでした。けれどある日、同じ課の友人と話していて、私は衝撃を受けました。同じようにのんびりと仕事をしているだけだと思っていた彼女が、私がぼんやりしている間にいくつも資格を取得していて、転職を考えていると知ったからです。その後彼女は、これまでの仕事よりはるかに多くのスキルを求められる職場へステップアップという形で転職していきました。
成長を望まなくても、それなりに幸せには生きていけるかもしれませんが、羽ばたいていく彼女を見て自分自身を成長させた先に見える世界は、今見える世界とはまるで違う、やりがいに満ちたものだと私は思い知りました。努力して自分自身を成長させられた人には、その努力に応じた仕事をする機会もめぐってきますし、これまでとは違ったジャンルに人脈が広がることも考えられます。つまり人生の選択肢が広がるわけです。自分自身の力で人生の可能性を広げられる「自己成長」は当然、軽視すべきものではない、と言えるでしょう。
2.自分の未来に繋がる目標を立てよう
成長することにより、選択肢が増える可能性についてお伝えしましたが、その選択肢が自分の進みたい方向を向いていなかった場合、どうなるでしょうか。
人は自分の興味のないことに対してはどうしても成長速度は鈍くなります。ある程度の位置まで到達したとしてもそこに満足は感じられず、成長も止まりがちです。逆に自分の興味がある分野においては飛躍的な成長を望めます。つまり、どの方向に成長したいか、を自分自身がきちんとイメージすることがもっとも大切と言えるわけです。
そこで重要になってくるのが「目標設定」です。
「就職に役に立ちそうだからこの資格を取ろう」という言葉をよく聞きますが、私は実はこの「役に立ちそうだから」という言葉には否定的です。リサーチ不足の「役に立ちそう」は実際の仕事では役に立たなかった、という話はざらにあるからです。もちろん、資格を取るために学ぶことも自己成長と言えますが、せっかく取った資格を活かせないのもつまらないですよね。
資格を取ることをゴールにするのではなく、「〇〇になるために資格が必要。だから取得する」というように、目的意識を持つことは、ただなんとなく目標を決めて邁進するより、ずっと有意義になり、目標を達成したときの達成感も違ってきます。なので、目標を設定する際は、「自分のやりたいこと、なりたい自分になるために必要なこと」というように自分の未来に直結するようなものを設定するべきと言えるでしょう。
3.目標は細かく刻んで設定しよう
「痩せてあの服を着る」という最終ゴールを決めたとします。そのためにどんな目標を立てるべきでしょうか。絶食でしょうか。ジョギングでしょうか。方法はいろいろだと思いますが、現在の自分と、最終ゴールにいる未来の自分の間に開きがあればあるほど、ゴールに到達するのは困難と言えます。
人は道があまりに険しいと途中で投げ出したいと思ってしまいがちです。山が高すぎると道半ばで萎えてしまって「もうどうでもいいや」と怠け心が出てしまうのも人間の性質だからです。
けれど、越えなければならない山が小山ならどうでしょう。なんとかやってみよう、と思えませんか?
もしも最終ゴールを遠く、険しいと思うなら、目標はなるべく細かく刻んで立てましょう。
3日後までに300グラム体重を落とす。そのためにジョギングを毎朝2キロは最低やろう、というように。一つクリアしたらまた別の目標を設定し挑戦してみる。それを繰り返すうち、だんだんと目標をこなすことが楽しくなっていくはずです。困難な道を一歩一歩進もうと思える心を持てただけで、すでに成長できたと言えますし、最終ゴールに辿りついたとき、やり遂げられた自信が生まれ、確実に一回り大きくなった自分を感じられるでしょう。
4.まとめ~言い訳をしない自分になろう~
育ってきた環境も趣味趣向も違う以上、なりたい自分は十人十色です。ですから成長するために超えなければならない壁も各々違うでしょう。けれど、一つだけ共通している壁があります。
それは「言い訳をして逃げたくなる心」です。
本当は「〇〇になりたい」と思っているのに「自分には能力が圧倒的に足りないから無理」とか、「こんな年から挑戦なんて」とか、そんな風に言い訳して成長したいと思う自分の心を捻じ曲げたくなる気持ちが、実は一番成長を阻害するものです。私はそうして逃げてしまったために随分遠回りをしました。でも今はなりたい自分を実現するべく、前に進めていると感じています。
あなたにはなりたい自分がありますか?
もしあるのなら迷わずトライしてみてください。そのときに今日私がお話したことが少しでもお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人
SPARK新卒採用チーム
綜合キャリアグループの人事部。採用と教育を担う部門。 SPARKとは、Successful Person Always Renews to Keep on tryingの略で、「成功者は常に挑戦し続ける」を意味する。選考情報や就活情報を本音で提供します!!

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