採用コラム
2019.08.07
最終面接を突破するための4つの具体的な対策方法
就活バイブル

就活の最後の砦、最終面接!ここを突破すれば晴れて採用となります。
最終面接だからこそ、しっかりと準備して挑みたいところですよね。
この記事では、最終面接を突破するための4つの具体的な対策方法と、面接内容以外にも注意すべきポイントをご紹介しています。
また、「元採用担当者」だからこそ知っている最終面接突破率も記載していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
1. 採用担当者は知っている最終面接の突破率
皆さんは最終面接の突破率はどのくらいだと思いますか?
最終面接は「意思確認程度」という話を聞くことも多く突破率は高いと思っている方も多いのではないでしょうか。
採用担当の経験を持つ私の印象では最終面接の突破率は50%です。
実は最終面接に進んだ就活生の半分程度は不採用になっているのです。
もちろん、企業の考え方や応募者の人数によってこの数値がすべてではありません。
ですが、この数値を参考にすると最終面接の突破率は決して高いものではないことがわかるのではないでしょうか。
【最終面接は意思確認じゃないの?】
よく、最終面接は意思確認だからほとんど採用されると聞いたことがある人も多いかもしれません。
数年前はそういう時代が確かにありました。
売り手市場で採用に苦労していた企業が最終面接までたどり着いた就活生なら大丈夫だろうという考えがあったからです。
しかし、実際には最終面接までしっかりと審査をして内定をした就活生とそうでない就活生では離職率に差がありました。
理由としては、一次、二次面接では採用基準を満たしている「よさそうな人物」を見ているので、本当に自社と合う人物か判断しきれていない場合もあります。
そうして最終面接で「本当に自社に合う人物」かを判断せず合否を出してしまっていた結果、入社後にお互いのミスマッチが生じやすくなってしまったかもしれません。
現在では、一次、二次面接で採用基準に満たしている人物を振るい、最終面接で「本当に自社に合う人物」かを審査するため、最終面接で不採用となる人が多くなったと言えるでしょう。
2. 最終面接を突破する4つの具体的な対策方法
では、最終面接を突破すためにはどのような対策をしたらよいのでしょか。
具体的な対策方法を4つご紹介します。
①志望動機、自己PRにこれまでの面接を通じてさらに入社意欲が高まったアピールを織り込む
最終面接では、改めて志望動機や自己PRを聞かれます。
この時に、最終面接までの面接で答えていた内容に一工夫するだけで、さらに面接官へ効果的にアピールすることができます。
おすすめの一工夫の仕方としては、ここまでの選考過程で得た情報や出会った人たちに影響され、さらに入社意欲が高まったことをアピールすることです。
志望動機や自己PRはESにも書いてありますし、選考過程でも発表しています。
そこで+αとして、選考中の経験や入社意欲の高まりを伝えることで、企業側は最後までしっかりと準備をしてきている就活生だなと好印象を持ってもらえるでしょう。
②将来像を語れるように準備する
自分が採用されたどのように成長して、企業に貢献していきたいかビジョンを話しましょう。
採用する側に自分が活躍するイメージを持ってもらうことで、この人を成長させたい、仕事を一緒にしたいとイメージを持ってもらいやすくなります。
また、職種についてよく調べてきているという印象も持ってもらうことができるはずです。
③逆質問で企業のビジョンを聞く
将来企業がどのような成長を考えているのかは、働く上で自分の目標ともなる大切な事項です。
社長や経営陣に企業の未来をどのようにか考えているのかを詳しく聞くことで、自分の将来像もより具体的になりますし、入社への意欲を持っていると印象づけることもできるでしょう。
④コミュニケーションを大切にする
最終面接では、経営陣や社長など企業のトップが出てくるので非常に緊張すると思います。
緊張から失敗しないように考えてきた答弁をセリフのように話してしまう人もいますが、面接はコミュニケーションが取れることが大切です。
面接は舞台ではないので「セリフ」を話すことを求められてはいません。
しっかりと相手と会話のキャッチボールをしコミュニケーションをとる努力をしましょう。
3. 面接内容以外に注意すべきこと
ここまでは、面接内容に対する対策についてご紹介してきました。
次は、面接内容以外にも注意すべき事柄についてご紹介します。
面接内容以外の注意点は、「見た目に気を付けること」です。
人は見た目が8割、と言われているのは一度は耳にしたことがあると思います。
一瞬の第一印象がずっと頭に残り、せっかく面接で良いことを言っていても見た目の印象次第ではマイナスなイメージしか残らない、という場合もあります。
見た目といっても、容姿ではありません。
具体的には、
・スーツの乱れ
・頭髪や化粧崩れ
など、少しの時間で整えられる部分です。
これらは簡単に対策できることですので、最終面接前は余裕を持って挑むようにしましょう。
【服装は事前に準備】
ここまで面接で何社も企業を回ってきてスーツが汚れていたり、シワになっていませんか?
最終面接は勝負どころです。
事前にクリーニングに出すなどビシッと決めて挑みましょう。
【着替え、頭髪・化粧直しの準備】
1枚シャツの着替えを持っておくことでトラブルを回避することができます。
最終面接に進むころは、気温が高い夏に重なることも多いですよね。
移動中に汗をかいたり、何社か訪問した後だと、臭いも気になってくるかもしれません。
また、カフェで休憩中にうっかりシミを付けてしまう、なんてことも実際起こる場合もあります。
なので1枚シャツの着替えを持っておくことがおすすめです。
シャツは100円ショップなどで売っているクリアファイルにきれいにたたんではさみ、書類ケースなど薄めのケースに入れるとシワにならず持ち運べますよ。
面接当日は、少なくとも15分前には会場近辺に到着しておくことがベストです。
お手洗いなどで身だしなみのチェックを行い整え、会場には5分前には受付を済ませて心の準備をしておきましょう。
時間に余裕があると頭の回転もスムーズです。良い結果を残すためにも当日は慌てないで行動できる余裕を持ったスケジュールにしてくださね。
4. まとめ
いかがでしたか?今回は最終面接を突破するための4つの具体的な対策方法を元採用担当者の立場からご紹介させていただきました。
まず最終面接は「意思確認ではなく真剣に選考されている」という意識が大切です。
最終面接で落選しないためにも、下記でまとめた具体的な対策をしっかりと頭に入れましょう。
①志望動機、自己PRにこれまでの面接を通じてさらに入社意欲が高まったアピールを織り込む
②将来像を語れるように準備する
③逆質問で企業のビジョンを聞く
④コミュニケーションを大切にする
最終面談では、いかに入社意欲が高いかを企業に伝えることが大切です。
志望動機や逆質問を工夫することで事前に準備をしっかりしてきている、入社意欲が高い人物という印象を与えましょう。
特に気を付けたいところはコミュニケーションです。
仕事では多くの人とコミュニケーションをとる必要があるため、企業もコミュニケーション力は重要視しています。
そのため緊張していても会話をすることを常に心がけ、セリフのような受け答えにならないように気を付けるようにしましょう。
また、面接内容以外でも見た目の印象で損しないように気を付けましょう。
・事前にスーツの準備をする
・会場には余裕を持って到着し、直前まで身だしなみに気を付ける
この2つをきちんと行えているだけで見た目の印象はとても好印象です。
特に最終面接前はスーツをしっかりメンテナンスしシワや汚れがないように心がけておきましょう。
着替え、身だしなみグッツも持ち歩き直前まで身だしなみには注意して面接に挑みます。
また時間に余裕があれば自分にとっても心を落ち着かせ、面接のシュミレーションをするなどの余裕を持つことができます。
頭を整理して挑む面接は、きっと良い結果につながるでしょう。
最後まで気を抜かず最終面接を突破し、内定を勝ち取りましょう!
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企業研究をしているあなたにぜひ読んでいただきたい、綜合キャリアグループ社員インタビュー集です。 様々な職種から仲間の声を集めました!
この記事を書いた人
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