採用コラム
2019.06.28
【具体例あり】見落としがちな最終選考を受ける前の注意点とは?
就活バイブル

最終面接まで辿り着いたら、絶対に内定をもらいたいですよね。しかし、「最終面接のステップまでは何社もクリアしているのに、最終面接で何故か失敗してしまう」という方が毎年いらっしゃいます。
最終面接で内定が決まらない方は、最終面接に向けた準備が不足しているのかもしれません。1次面接や2次面接と最終面接の違い、注意点を確認してみましょう。
1.最終面接で重視されるのは「一貫性のある価値観」
最終面接において重視されるのは「一貫性のある価値観」です。
最終面接に備えて自己PRを練り直しているうちに、これまでの面接で話してきた内容と相違がでてしまう場合は少なくありません。
これまでの面接から最終面接まで、話してきた内容や価値観に一貫性があるかを確認する方法は以下の通りです。
①伝えたい価値観は1つに絞る
②価値観を証明する具体的なエピソードを話す
③最初と最後の結論を同じにする
例えば、一貫性のない自己PRは以下のようなものです。
✖ 私は思い立ったらすぐに動ける「行動力」と「協調性」を持っています。
✖ 飲食店でのアルバイトでは、持ち前の行動力で様々な店舗活性化に取り組みました。
✖ このように「指導力」のある私は、貴社で新規プロジェクトを立ち上げた時も、中心となって進めることができると考えております。
一貫性のない価値観は、軸のブレや不誠実な印象を与えかませんので、他の全てが優れていたとしても内定をもらうことが難しくなるでしょう。
仮に、自己PRを誇張や脚色して内定が出たとしても、本来のあなたではありませんので入社後のミスマッチは大きくなり、結果として辛い思いをするだけになってしまうかもしれません。
伝える内容と価値観には一貫性を持ち、あなたの人間性がより適切に伝わるよう、言葉ひとつひとつに注意を払うことを大切にしてくださいね。
2.志望動機は企業理念とリンクさせる
次に、最終面接の注意点として「自分の価値観」が社風や理念にあったものであることをどのように示せるのか考えてみましょう。
まず、確認したいものが「志望動機」です。
「志望動機」が、「自分の価値観」と「企業理念」が一致しているかどうかや、熱意の伝わるエピソードになっているかどうかを確認してください。
【企業理念との一致の確認】
あなたがこれまで、部活やアルバイトなどで「挑戦」という経験をしてきたとします。
その場合、志望する企業の「企業理念」が、「挑戦」や「高い目標」なら、エピソードをリンクさせることができるのです。
また、同じ部活やアルバイトの体験でも、「続く・続ける」という理念を持つ企業を希望する場合、あなたが「持続・継続」を大切にしてきたエピソードがリンクし、アピールとなるでしょう。
【熱意を伝えるポイント】
志望動機から熱意を伝えるには、まず「入社したらどういうことに取り組みたいか」という、会社の事業を通したあなたのビジョンを明確にしましょう。
そして「なぜ取り組みたいのか?」というビジョンをえがいたキッカケとなるエピソードと、「なぜ貴社でないとダメなのか?」といった志望する企業にこだわる理由を用意します。
例え拙くとも、これらのことをしっかりと自分の言葉で話すことができれば、熱意の伝わる志望動機になるはずです。
3.自己PRは最終面接までの経験も付け加えよう
最後に、最終面接直前までの経験をしっかり自己PRに追加しましょう。
これまでの面接官とのやり取りから、あなたが学んだことや感じたことがあるはずです。
それを、自分自身が最初に考えた自己PRに付け加えましょう。
経験の付け加え方として、まずは今までの面接で話した事柄を箇条書きにしてみてください。
例えば、
・面接官はどんな言葉を使っていた?その言葉に自己PR文を合わせられないか?
・面接官との会話で印象に残ったキーワードは?なぜ印象に残った?
・選考が進むにつれて何を感じたか?志望意欲の変化は?
・ナビサイトや説明会では知り得なかった情報はあったか?知れてどう思った?
といったことなど、思い出せることは何でも書きだしてみましょう。
選考での経験を自己PRに盛り込むことで、最終面接ではさらにブラッシュアップされたアピールをすることができるでしょう。
4.まとめ
最終面接では、あなたがどれだけ会社にマッチした人材であるかどうかを、様々な角度からみられます。
これまで受けてきた面接と違って、会社の中で最上位クラスである「人事の決定権を握っている人」が、「入社させたい人物かどうか」をしっかり見極めるのです。
上記でお伝えしてきたように、あなた自身の「価値観」が企業にあったものかどうかを、一貫性をもって示すことが自己PRポイントです。
志望する企業の社風や理念にあったPRと、自分自身の熱意を誠実に伝えることで、ぜひ志望企業からの内定を得てもらえたらと思います。
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この記事を書いた人
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