採用コラム
2019.04.19
学生時代に頑張ったことが思いつかないキミへ
就活バイブル

学生時代に頑張ったことはありますか?就活をしていると必ず耳にする言葉ですよね。
だけど、特に大きなことをしたことがなく「目立った頑張ったこと」がない方が大半ではないでしょうか。
もし、頑張ったことがわからなくても大丈夫です。
この記事は、エピソードのつくり方から話すときの工夫ポイントなど必見の内容盛りだくさんとなっています。
学生時代に頑張ったことが思いつかないキミへ必見の内容です!
1. 特に目立つことはしていない学生時代
「学生時代に頑張ったこと」はESや面接などたびたび触れられることのある題材なので、就活を始めるときには必ず対策をしておきたい項目です。
最近の学生は略してガクチカって言うそうですね!
そんなガクチカ…華々しいエピソードを持っている人ってどのくらいいるでしょうか?特に目立ったことも特にない方が大半ですよね。
安心してください!それで大丈夫です。
ガクチカは華々しい話を披露する自慢大会ではありません。あくまで企業と自分がどう結び付けることができるかが重要です。工夫して伝えることができれば、特に目立ったことはしていない学生時代のエピソードでも就活で十分使うことができます。
それでは実際どのような工夫をすることで就活に活かせるエピソードにできるでしょうか?
まずは、自己分析で自分が今までどんなことをしてきたかをしっかりと掘り下げて考えます。
ここで大切なのは、小さなことでもやり切ったことを見つけることです。
例えば、
「試験勉強を効率よく行うために計画を練って実行し良い点数を取ることができた」
「部活・学校・アルバイトなど皆勤賞」
「趣味のイベントには必ず参加している」
といった内容だと、何か思いつくことがあるのではないでしょうか?
また成功した経験に偏ることもありません。
最後までしっかりとやりきることができた経験なら、失敗談でも立派なガクチカに仕上げることができます。
失敗談を話す就活生は少ないので、そういった意味でも企業にアピールができるのではないでしょうか。
ただし、失敗談を語るときには事前に内容をしっかりと練り「ただの失敗談」にしないことが重要です。
2. 目立つことが必要ではない
華のあるエピソードを持っている人も、もっていない人も勘違いをしてないでほしいのは学生時代のエピソードは「目立つ」ことではなく「企業との接点」にすることです。
採用面接の場において、「目立つ」ことにばかり必死でエピソードの内容が矛盾していたり、そのほかの志望動機、自己PRとかみ合わない内容になっていることは少なくありません。
学生時代頑張ったことは、単体で考えるのではなくESや面接の全体の内容とつながるように仕上げておくことを意識してください。
もしガクチカエピソードで「サークル活動ではとにかくやってみようという精神で失敗を恐れずに積極的に突き進んでいきました」とお話していても自己PRでは「何事もまずは計画を練って慎重にいくタイプです」としたらどうでしょう?
「あれ?この人やってきたことと自己分析がかみ合わない」と違和感がわきますよね。
実際の面接の場やESの読み込みをしているときは本当によくある矛盾です。
目立つエピソードを作ることに必死になって言っていることが矛盾していては意味がないので要注意です。
学生時代頑張ったことのエピソードを作るときは、目立つことよりも自己分析やPRの内容に合わせることで自己分析やPRの裏付けとなるエピソードを作ることのほうが就活では採用者に印象を与えることができますので勘違いしないようにしましょう。
3. 頑張ったことからの学びは必須
ガクチカエピソードで重要なのは「何を吸収し、学んだか」です。
何も吸収していなかったら次への活かしがありませんよね。失敗しても、成功してもそこから何を吸収し学んだかをしっかりと分析できることは社会人にとって非常に重要です。
なぜなら、仕事は学業と違い正解が決まっていることが少ないです。成功からも失敗からもたくさんのことを経験し、次に活かせる何かを見つけて幅を広げ次の事業への糧としなければなりません。
だからこそ企業はエピソードそのものより何を得たのか、どう活かしていったのかを考える力があるかを重視しています。
成功・失敗にかかわらず、いかに経験を糧に次へとつなげることができたのか、何が自分に足りなかったたのかを述べたうえで、足りない部分を今どうしているか、努力をしていることをしっかり伝えるのです。
ガクチカでは、成功・失敗関係なく経験から得て学んだことを堂々と述べていきましょう。
4. 本当は企業が何をしりたいのか
学生時代頑張ったことを題材にする企業は本当に多いです。
では、この題材で企業は本当に就活生が学生時代に頑張ったことを単純に知りたいと思いますか?
答えは「NO」です。
採用者がただの経験を聞いて「頑張ってきたんだな。採用しよう」と思う人は少数です。
ではなぜ、どこの企業もガクチカをお題にするのでしょうか?
それはエピソードの中からその人の傾向を把握したいのです。
上記で例を挙げたないようであれば、
・「試験勉強を効率よく行うために計画を練って実行し良い点数を取ることができた」→計画性
・「部活・学校・アルバイトなど皆勤賞」→持続性
・「趣味のイベントには必ず参加している」→行動力
つまり、計画性・持続力・行動力を持った人物だということが推察できますよね。
こうした内容を知ることで企業は、自社に適正かまたどんな部署なら活躍できる人材かを想像しながらESや面接の参考にしています。
また、何を学んだかをしっかりと考え、次の行動に活かしていける人物なのかも重視しています。
なぜなら幅広い業務がある企業にとって、指導していく中でしっかりと学び活かすことができる人物かは重要です。
学んだことを応用し、新しい業務を生み出したり活用してくことができれば企業にとっても大きく成長できるチャンスです。
企業にとっては学びをしっかり活かすことができる人材は重要な人材なのです。
だから、就活生はエピソードを話すだけでは意味がありません。
そこから自分はどんな学びを得て強みに変えたかを企業にアピールしなければなりません。
エピソードはむしろ得た学びや強みをアピールするために裏付けとして必要なのです。
企業が何を目的にガクチカをお題にしているか理由がわかると対策がしやすくなりますよね。
5. エピソードを話すときの工夫
ガクチカのエピソードを工夫するとき、面談においてもESの文面においても共通して注意すべきことが2点あります。
・ダラダラとエピソードを話さない。
・まずは結論から話す。
最初に長いエピソードを話してしまうとそれだけで面接官も疲れてしまい、最後に何を得たのかを聞くころには集中できなくなってしまいます。
せっかくいい学びや経験の印象も薄くなるのでまずは結論から話すようにしましょう。
そしてエピソードもテンポよく結論からまとめて話すことで聞き手側が聞きやすくなり頭に入りやすくなります。
印象に残す話し方としてはいつも結論を先に述べることを意識した話し方を心に留めておきましょう。
これは、学生時代に頑張ったことに限らず、自己PRや志望動機を話すうえでも重要です。
アドリブが必要な場面ではありませんので事前に友人や家族に話してみるなどして聞き手側が聞きやすい構成になっているかチェックしておきましょう。
6. まとめ
いかがでしたか?
学生時代に頑張ってきたことを題材とする企業は本当に多く、就活生の皆さんも「華々しいエピソードなんかない」と頭を抱える題材ですよね。
しかし、企業のバックグランドを把握していれば「エピソード自体が大切ではない」と気づいていただけたのではないでしょうか?
エピソード重視ではないということがわかれば素直に自分の経験を工夫して話をすればよいのだとわかりますよね。
頑張ってきたことが思いつかない方も、人から見たら頑張っていると思ってもらっていることがあるかもしれません。
家族や友人に話を聞いてみましょう。日常のちょっとしたことでも話し方や何を考えているのかを整理するだけでしっかりとしたエピソードに仕上がります。
まずは小さなことでも努力したことがあることを考える時間を作ってみましょう。きっと良い結果につながることと思います。
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この記事を書いた人
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