採用コラム
2018.04.26
ポテンシャル採用とは?自分のタイプを知ろう!
就活バイブル

就活生の皆さんこんにちは! 体調管理は万全ですか!?
就活をしていると、見慣れない言葉や初めて知る言葉も多いですよね?
例えば求人募集で見かける「ポテンシャル採用」。ポテンシャルってどういうこと?と疑問に思ったことはありませんか?
今回はポテンシャル採用とは何かを紹介します。
1.ポテンシャル採用って何?
ポテンシャル採用とは、「潜在能力を重視した採用」です。
実績や経験を重視するのではなく、この先発揮されるであろう潜在能力(資質や将来性、可能性)を重視した採用のことを指します。
実務経験やスキルは重視されておらず、第二新卒を始めとする20代の若手の人材を中心に募集が行われており、未経験であっても若手の人材であれば応募可能な求人です。
企業の採用活動は景気に左右されています。不景気の時は即戦力が重視され、新卒採用が控えめになる傾向があります。不景気が続くと何年も新卒採用が少ない、あるいは採用しない状態が続き、企業内の年齢構成が崩れてしまいます。
日本はバブル崩壊後から不景気が続いており、更にリーマンショックや東日本大震災で受けた影響により、年齢構成が崩れてしまっている企業がたくさんあります。若手社員不足の企業が多いのです。これは企業の一大事です!
若手社員不足は社内の世代間隔が空きすぎることによってジェネレーションギャップによる不和が生じやすくなったり、技術等の伝達がスムーズに行えなくなったりする他、将来企業を支え、統率するリーダーの育成ができないという問題が発生します。
近年この問題を解決するべく、若年層の人材を求めるポテンシャル採用をしたい企業が増えています。
2.ポテンシャル採用のメリットを知ろう
ポテンシャル採用には企業側にも応募者にもメリットが多々あります。
企業側のメリットを知れば、どんな人材が求められているかも知ることができます!
・新卒と異なり、社会人としての基礎(言葉遣い、マナー、コミュニケーション能力)が身に付いている
・新卒に比べてミスマッチによる退職が少ない
・前職の経験年数が短く、まだ特定の企業カラーに染まっていない
尚、企業側には人材育成のコストが発生したり、前職の習慣や経験にとらわれてしまっている人物を採用してしまう可能性があったりするというデメリットもあります。
また、応募者のメリットとしては、以下の点が挙げられます。
・新卒の時に入れなかった企業に挑戦できる
・未経験の業界や職種に挑戦できる
3.チェックされる評価のポイントはこれだ!
ポテンシャル採用では文字通りポテンシャルを見られるわけですが、では具体的にはどのポイントを見られているのでしょうか?
①社会人としての基礎(言葉遣い、マナー、コミュニケーション能力)が身に付いている
②意欲的(明確なキャリアビジョンや成長への意欲、前職の経験を活かす能力があるか)
③順応性(素直さや柔軟性を持ち、新たな環境に適応できるか)
④すぐに辞めない(長く勤めてくれる可能性が高いか)
ポテンシャル採用で見極められるポイントは上記で挙げた能力であることが多く、特に①と②が重要だと言われています。
即戦力として採用するのではなく、長期的な視点で会社に貢献できる人材を求めているため、自己理解度や成長への意欲が高く、会社に馴染める人材であることがキーポイントとなります!
また、ポテンシャル採用という名前から、潜在能力のみに注目が集まりやすいのですが、「やる気」もとても大切なポイントです。これまでの自分の経験を踏まえた上で、その経験をどのように活かして入社後に貢献できるか、どのように成長したいかを具体的に伝えることができると、採用担当者の評価も上がります!
しかし、求める人材は企業によって様々です。ポテンシャル採用でうまくいかなかったとしても、「ポテンシャルがない」という意味ではなく、「その企業の求める人材と一致しなかった結果である」と、早めに気持ちを切り替えて次に臨みましょう!
4.ポテンシャル採用を実施している企業って?
ポテンシャル採用を実施している企業が増えているとは言え、どんな企業が行っているのか気になりますよね?
ここでは、特徴的なポテンシャル採用を実施しているヤフー株式会社を紹介します。
・インターネット広告やイーコマース事業、会員サービス事業でお馴染みの、あの「Yahoo! JAPAN」のヤフーです!
・2016年9月に本社を移転したことを機に働き方改革にも取り組み、その年の10月から新卒一括採用を廃止して、代わりにポテンシャル採用を行っています。(ヤフーの場合は、就業経験がない場合もポテンシャル採用の対象となっています)
・ポテンシャル採用(応募時30歳以下で、新卒/既卒/就業経験の有無に関わらず、多彩な経験を通じて一緒に成長していける人財の募集)とキャリア採用(これまでの経験を活かして、人々や社会の課題を解決していける人財の募集)に分けて求人募集をしています。
・エンジニア・デザイナー・ビジネスの3職種を、応募締め切りはなく通年で募集しています。つまりいつ応募しても良いので、経団連の就活解禁前はもちろん、研究が落ち着いてからや留学後にも応募できるのです。
このように、ヤフーでは新卒一括採用を改め、より能力やポテンシャルを重視した人財の採用を行っています。
5.まとめ
ポテンシャル採用は20代の若手の人材を中心とした「潜在能力を重視した採用」でメリットがたくさんです。
採用で重要とされているのは今すぐの能力ではなく、意欲や将来性、パーソナリティです。
ポテンシャル採用は今後ますます増えていくことが予想され、多くの若手の人材にとってステップアップのチャンスになる可能性があります!
現在の自分の能力や経験に捉われず、入りたい会社がポテンシャル採用だった場合は臆することなく挑戦してみましょう。
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企業研究をしているあなたにぜひ読んでいただきたい、綜合キャリアグループ社員インタビュー集です。 様々な職種から仲間の声を集めました!
この記事を書いた人
人財開発部 新卒採用チーム
綜合キャリアグループの人事部。採用と教育を担う部門。選考情報や就活情報を本音で提供します!!

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